多度町N様邸新築工事の荒壁塗りの裏返し工事に入りました。
先日に片面だけ塗った荒壁を乾燥させた後、もう片面を塗っていきます。
そうすることにより、乾燥が早くなりこと、泥壁の縮みのよるズレやチリの隙間を軽減することになります。
この工事の後、「大直し」という砂と泥を混ぜた土壁を外部面に塗っていき、さらに隙間を埋めて壁の厚みを加えて断熱効果、壁の強度を増していきます。
これもまた先人の知恵です。
現代の研究でも先人の知恵による工法も数値によって表れています。
こういう建築に携わっていると、昔の日本人はすごいと感心させられます。