2、3歳だった頃、大工であった母方の祖父に連れられて、新築現場で見た光景が最初でした。
幼いながらも心に惹かれ、大工の仕事をしている祖父を見ていて「じいちゃん!すごい!」と思いました。
次第に大工職人になりたいと言う思いが強くなり、16歳から岐阜県養老町の親方のもとで修行することになりました。親方に田舎普請を教わり、伝統工法に携わりました。『昔ながらの大工が建てる家を建てて欲しい』と頼んで下さり、それをきっかけに独立する決意をいたしました。
時代遅れの建築に思われがちですが、すべてが土に還り、その土が木を育てる最高のエコ、
化学物質をなるべく使わず、自然素材で建てる最高の健康住宅、
それが現代の最先端の建築だと思っています。
先人の知恵、技を生かし、骨組がしっかりと骨太の地震に強い家造りを行っていきます。
伝統工法・自然素材の家は、完成した家に一足踏み入れば、五感で感じる事ができます。
どうか『職人』の力を信じて下さい。